まっすぐ立つ

まっすぐに立つ事はバレエを踊るためにとても大切です。

けれども、このまっすぐに立つ事がとても難しいのです。


私はまっすぐ立っている、と思い込んでいるけれど、悲しいかな、それは私の勘違いであることの方が多いのです。


普段知らず知らずの内に、猫背になったり、どちらかの肩が下がっていたり、お腹を出して立っていたり。


バレエのレッスンでは、バーを使って立つ事を覚えます。

先生が見て、「お腹を引っ込めて❗️」「頭を上に引っ張って❗️」とか言ってくれます。


バレエのレッスンは、自分のことを知る練習とも言えるのではないでしょうか?

自分の身体の歪みや癖を知り、自分の身体の可動域を知り、自分の身体の動きを知る。


今は、どんな情報もスマートフォンがあれば、瞬時に手に入れる事が出来る時代です。

自分の外側にある情報はとても手に入りやすいと思います。

でも、自分自身のことは、自分の思い込みを捨てて、誰かに聞かないとわからないのです。


ユーチューブでいっぱい動画を見て勉強しても、バレエの本を読んでも、実際のレッスンにはかなわないと思います。


今はスマートフォンで動画が撮れるので、自分の踊りをチェック出来ますね。それはとても良いレッスン方法で、オススメします。


ただ、動画はやはりスマートフォンの画面であって、平面でしか見えません。

踊りは三次元で動きます。

人間の眼にはかなわないのではないでしょうか?